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筆文字ロゴデザイン制作で大切にしていること

筆文字でパッケージデザインの商品ロゴや、お店のロゴを制作していますが、こうした場で制作するのは、単なる「筆文字」ではなく、「デザイン書道」であることを意識しています。

例えば、5文字の筆文字ロゴを制作する場合、そのすべてを同じような大きさ、力加減で書くと「文字」としてのまとまりはあっても「ロゴ」としてはおもしろくないものになりがちです。
なので、意図的に一部のバランスを崩してメリハリを出したり、文字の流れを強調したり、ロゴ全体を見た時、ぱっと目がいく箇所をつくることにポイントを置きます。

また、「そのものらしさ」を表現するため、にじみ、かすれ、線の表情を使い分け、文字の動きや偏とつくりのバランス、文字間、文字の並びを考えることで、筆文字独自の、人の感性に届く「ゆらぎ」が生まれるような気がしています。

イメージを目に見える形に表現するには、様々な要素を組み合わせた工夫が必要です。
そして、それぞれの商品やお店の特徴、クライアント様からのご要望によってふさわしい見せ方は幾とおりにもなります。

理屈だけでも、感覚だけでもダメ
その両方をバランスよく取り入れて、多くの人に伝わるものにする―
デザインは、とってもエキサイティングな仕事です。